ソフトよりハードの方が目に良いって本当?
『目にいいコンタクトレンズ』と聞いて、皆さんはどのようなレンズを想像するでしょうか。
「酸素を通しやすく、目が呼吸しやすいレンズ」
「目の渇きが気にならないレンズ」
「痛みや違和感が少ない、着け心地のよいレンズ」
「衛生面で安心できるレンズ」・・・
色々な意見がありそうですね。
ここでは、『目にいい』というキーワードに視点を置いて、ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズの違いを見ていきたいと思います。
ハードコンタクトレンズのメリット(目に良い理由)
ハードコンタクトレンズが目にいいと言われる最大の理由は、角膜を覆う面積が小さいことやレンズ自体の酸素浸透性が高いため、ソフトコンタクトレンズに比べて、「目が呼吸しやすい」という点にあります。
ハードコンタクトレンズの使い始めは、「目の中でゴロゴロした感じがして慣れにくい」という一見デメリットと思える特徴がありますが、瞬きの度にレンズが上下に移動することで、レンズの下の涙がスムーズに循環され、涙に含まれる酸素が常に供給されることで目が呼吸しやすい状態を維持することができるのです。
また、目にゴミが入ったときや何らかのトラブルが起きた場合に痛みを感じやすいため、目の病気の重症化を防げるというメリットもあります。
ハードコンタクトレンズは、目の健康に必要不可欠な『酸素の供給』において目にいいというのが特徴で、特にドライアイや眼病に罹りやすい人、近視や乱視の強い人などに適しています。
ソフトコンタクトレンズのメリット(目に良い理由)
ハードコンタクトレンズに比べ、角膜を覆う面積が大きく、瞬きをしても数ミリ程度しか動きのないソフトコンタクトレンズは、酸素の供給面においては若干劣ってはいるものの、水分を含んだ柔らかい素材は目に馴染みやすく、初めての人でも違和感なく使用できるというメリットがあります。
最近では、裸眼並みに多くの酸素を供給できる「シリコーンハイドロゲル」という新素材のソフトコンタクトレンズも販売されています。
ソフトコンタクトレンズは細かく分類すると、常用型レンズ、従来型レンズなどと呼ばれる、交換時期が1年から2年間の、『使い捨てではないレンズ(コンベンショナルレンズ)』と、マンスリー(1か月使い捨てタイプ)、ツーウィーク(2週間使い捨てタイプ)、ワンデー(毎日交換するタイプ)などと呼ばれる、『使い捨てレンズ(ディスポーザブルレンズ)』があります。
レンズ自体に水分を含むソフトコンタクトレンズは細菌が繁殖しやすいため、ワンデータイプ以外は毎日の洗浄と消毒が必須となるわけですが、コンタクトレンズを使用している人の目のトラブルの多くは、レンズに付着した汚れや細菌、カビなどが原因だといわれています。
使い捨てコンタクトレンズの中でも、汚れや細菌が残っていない、毎日まっさらな新品を使用するワンデータイプは、コストは高いものの、その他全てのコンタクトレンズと「目の障害の発生率」というリスク面から比較すると、衛生的で最も安全なコンタクトレンズだといえるでしょう。
ワンデータイプのソフトコンタクトレンズは、細菌感染等の『目のトラブルのリスク』において目にいいというのが特徴で、特にハードレンズに慣れにくい人やスポーツをする人、レンズの手入れに手間をかけずに気軽に使いたい人などに適しています。
一般的には、酸素の供給面から、「ソフトコンタクトよりハードコンタクトの方が目にいい」といわれていますが、見方を変えてそれぞれの特徴を見てみると、どちらにも目の健康を守るためのメリットが存在しています。
ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズ、それぞれの特徴を理解したうえで、自分の目の状態やライフスタイル、予算などを考慮しながら、最も自分に合った『目にいいコンタクトレンズ』を探してみてください。
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