視力の最高数値ってどれくらい?

人間の最高視力はどこまで上がる!?

生まれたばかりの赤ちゃんの視力は、0.01〜0.02程度で、光を感じ取ることは出来るものの、見るものすべての形はぼやけていてはっきりと見えることはありません。

成長とともに、徐々に色や形が認識できるようになり、やがて動くものを目で追えるようになり、6歳から8歳頃までには、ほぼ大人並みの視力を得られるようになっていきます。

しかし、完成した視力が1.0に満たない人もいれば、逆に2.0以上の人もいて、さらには10.0以上もの最高数値の視力の持ち主も存在しているというから驚きです。

全ての人に共通する目の成長過程で、視力にこれだけの個人差が生じてしまうのはなぜなのでしょうか?

視力獲得には「見る訓練」が必要不可欠

視力獲得は、脳の発達に深い関連性があります。ぼんやりとしか目が見えない生まれたばかりの赤ちゃんは、単純に視力が弱いだけではなく、脳の発達も不十分で、目に映るものが何かということを識別する能力を持っていません。

徐々に目が見えるようになっていく過程には、「見る」ことによって得られる繰り返しの経験が必要となるのです。

その経験の積み重ねによって目と脳、両方のはたらきが発達することで、ものの色、形、立体感や遠近感などを正確に見ることができるようになっていきます。

つまり、視力取得には『見る訓練』が必要不可欠なのです。

弱視の原因は?

正視の大人の目の奥行き(眼軸)は約24ミリ、一方で赤ちゃんの眼軸は約17oと短く、誕生時にはほぼ全ての人が『遠視』です。

しかしながら、通常子供の目は大人よりもピント調節機能が強いため、バランスをとることで見え方に不自由はないものですが、遠視の度合いが強い場合や、斜視、白内障などの目の病気を患っている場合は例外で、視力獲得のための『見る訓練』が十分にできない状況であるため、成長過程において見る力を養うことができず、視力が発達しない「弱視」になってしまう原因となります。

弱視は、幼児のうちに適切な治療や眼鏡による矯正を受け、『見る訓練』ができる状況を作ることによって治癒する可能性が高くなることから、早期発見・早期治療が最も重要とされています。

最高数値の視力の目を持つ人は?

アフリカのマサイ族の人は、目がとてもいいことで知られています。その視力は、平均3.0ともいわれ、さらには11.0という驚異的な最高数値の視力を持つ人も存在するそうです。

牛、羊、ヤギなどの家畜の遊牧で生計を立てる遊牧民であるマサイ族の人たちは、サバンナの広大な大地で大量の家畜を猛獣などの危険から守るため、常に遠くを見つめ続けて監視するという生活習慣を幼い頃から繰り返し続けています。

先に述べたように、乳幼児期の『見る訓練』が視力取得に大きく影響していると考えるならば、マサイ族の人たちの目の良さは、まさに「訓練の賜物」といえるでしょう。

「近視大国」と呼ばれる日本に暮らす子供たち。その原因の多くは、近くのものを見続ける生活習慣です。視力が発達する乳幼少期には、積極的に外へ出てボール遊びをするなど、効果的な『見る訓練』を実践していきたいものですね。

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